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「ぼちぼち訪問看護~回想録~その⑩ さくら」

「ぼちぼち訪問看護~回想録~その⑩ さくら」

こんにちは 看護部門・副管理者の大塚です。
~私が訪問看護の世界に飛び込んで、かれこれ20年。
「昔もあって、今も変わらないもの」
「今までも、これからも大切にしたいもの」そんな日々の想いを、ぼちぼちお届けいたします~

訪問で毎日外に出ていると、四季折々の変化、空の色や草木の様子、空気や風の匂いを感じます。
朝、出勤の時は5分咲きだった桜が、午後の訪問に出かけると8分咲きに。
近くの公園でお花見をする人々を横目にバイクを走らせます。
帰りの夜桜はほぼ満開。ライトアップされてふんわり綿が載っているようです。
この季節は桜のつぼみが少しづつ膨らみ、桜の花が咲いていく様子を日々感じながら訪問に回ります。

冬が過ぎて、ようやく穏やかな季節がやってきたことを肌で感じる季節です。
花粉症のスタッフにとっては、とても大変な外回りの時期ではありますが、私にとっては、満開の桜を見ながら「去年のこの時期はどうだっただろう」と1年前の自分に思いをはせる節目の時期でもあります。

先日、今月1歳のお誕生を迎えたお子さんのお宅に伺いました。
この1年、体調不良や繰り返し入退院などいろいろあったけれど、こうして自宅で1歳のお誕生日が迎えられたことを、お母さんと二人で喜び合いました。
お母さんが言われました。
「今年のさくらをこんなうれしい気持ちで見ることができて良かった…。去年のさくらは涙でいっぱいで見ることができなかったから。」
窓の外は、もうすぐさくらが満開になろうとしていました。

さくらとともに、新しく始まる1年間。
よろしくお願いいたします。