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介護予防教室
こんにちは。
作業療法士の土居です。
訪問リハビリに携わる私たち療法士の役割は、心身に障害のある方へリハビリテーションを指導することであることは言うまでもありませんが、地域のなかで住民の皆さんへ要介護状態にならないよう予防していく視点をお伝えすることも大事な役目です。
また企業の社会的責任(CSR:corporate social responsibility)というと堅い表現になりますが、企業が倫理的観点から事業活動を通して、自主的に社会貢献する責任
の視点から、包括支援センターや老人会、地域のサロンなど地域の皆さんが集まる場所で、運動、健康、介護予防について様々なテーマでお話させていただくことも一つです。
最近の活動の様子(河部理学療法士による講義・実技)です。
市川市高齢者サポートセンター南行徳第一主催の、市川市家族介護教室の「転倒予防と頭の体操」と「介護者交流会」へお伺いしてきました。
転倒は筋力低下や不良姿勢など様々な要因から生じますが、あわせて注意機能の低下から生じることも多くあります。
今回は身体を動かすことと注意機能向上をあわせて鍛えようということで、二重課題での運動(3の倍数で手と叩く、後出しじゃんけんなど)を試していただきました。
参加してくださった15名の皆さんからは講義後にも熱心にご自身の健康についての質問がありました。
健康意識をより高くもち、いきいきといつまでも住み慣れた地域で暮らすことができるよう、今後も私たちの活動を続けていきます。