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作業療法の定義改定について

作業療法の定義改定について

お久しぶりです。作業療法士の岸田です。
ジメジメとした日が続きますが皆様いかがお過ごしでしょうか?

今回は少し作業療法の最近の動きについて書きたいと思います。

ここ最近での大きな出来事は、日本作業療法士協会の定義が改定されることが可決されました。

【以前の定義】
身体又は精神に障害がある者、またはそれが予測される者に対し、その主体的な生活の獲得を図るため、諸機能の回復、維持及び開発を促す作業活動を用いて、治療、指導及び援助を行うこと。

【新しい定義は】
作業療法は、人々の健康と幸福を促進するために、医療、保健、福祉、教育、職業などの領域で行われる、作業に焦点を当てた治療、指導、援助である。
作業とは、対象となる人々にとって目的や価値を持つ生活行為を指す。

新旧を比較すると今後さらに領域を広げての活躍が期待されていることや、体の機能の回復、維持だけでなく、自分らしい生活を送るにはどうしたら良いか幅広く見て行くことを期待されていると感じます。

まだまだ訪問という領域には作業療法士は少ないと思いますので、新しい定義とともに多様な取り組みを行っていきたいと思います。