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市川サテライト 呼吸リハビリテーション 勉強会①
こんにちは、市川サテライトの酒井です。
6月23日(土)に呼吸リハビリテーションの勉強会を開催したので、その様子をお伝えしたいと思います。
今年度はシリーズを通して呼吸リハビリテーションの基礎が身につくよう、3つのテーマに分けて勉強会を企画しています。
第1回 6/23「呼吸リハビリテーションに必要な評価 呼吸介助の基礎」
第2回 9/29「急性期の呼吸リハビリテーション」
第3回 12/1「生活期の呼吸リハビリテーション」
このシリーズではすべての回で「呼吸ケア・リハビリテーション指導者養成研修」を修了された先生方を講師としてお招きしています。
実は「呼吸ケア・リハビリテーション指導者養成研修」を修了された先生方というのが、この研修の大きなポイントです!
環境再生保全機構で呼吸リハビリテーションを指導する専門性の高い指導者の育成を目的として行われた研修なのですが、
呼吸リハビリテーションの第一人者、千住秀明先生の所属する結核予防複十字病院での実習も含まれています。
先生方は千住先生から直接指導を受け、臨床の様子も見学されているそうです。
呼吸介助などの実技については千住先生自身がお墨付き!とおっしゃっていました。
そのような先生方の指導を少人数で受けられる勉強ということで、企画した私たちも本当に貴重な機会をいただいたと思っています。
第1回である6月23日は2月にも行った呼吸リハビリテーションの勉強会に画像診断、ポジショニング、症例紹介を加えてバージョンアップした内容でした。
さらに、受講者30名に対して講師の先生が5名来ていただいたことで、実技指導を一人ひとりじっくりと受けることができました。
先生方の手の当て方、力の方向などをオンハンドで指導していただいたり、自分自身が介助を受けるという体験は実技が上達するための近道だと思います。実際に先生方の呼吸介助では自然に空気が入ってくる!という感覚で介助を受けた後もとても楽になりました。
タイミングや力の方向が合わないと呼吸を邪魔してしまうので難しいのですが、利用者さんにも楽になったと感じていただければADLの改善につながりそうです。
また、実技練習中に先生から「さっきより上手ですよ」なんて声をかけていただけたりして。やる気も自信も出ますよね!
参加者の中には臨床での疑問なども実技指導を受けながら個別で質問されている方もいたようでした。
大人数の勉強会ではなかなかそういった機会は持てないですよね。(大人数の勉強会の良さもありますが)
参加者の皆さんからも実技指導が充実していたと満足の声をいただいています。主催者としても一安心・・・(^^;)
訪問看護でも呼吸器疾患、難病、小児、誤嚥性肺炎などなど、呼吸リハビリテーションの必要性は高いと感じています。
そして、これからさらに広い知識と技術が求められるのではないでしょうか。
ということで、第2回の勉強会のテーマは「急性期の呼吸リハビリテーション」です!
在院日数が短くなってきているので、急性期に近い状態での退院なども見受けられるようになりました。
リスク管理の観点からも、病院だけでなく在宅生活に関わる私たちにも役立つ勉強会になると思います。
実際に急性期の病院でご活躍されている先生に講師をしていただけるので、経験に基づいたお話も伺えるのではないかと楽しみです!
平成30年9月29日(土)に開催予定です。
詳細はHP等で随時お知らせしますので、このブロクで興味を持たれた方はチェックしてください。