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栄養とST(言語聴覚士)
こんにちは、言語聴覚士の池田です。
先日船橋サテライト長の佐々木から、 「栄養面のサポートとして言語聴覚士がリハビリに入るっていうのはどう思う?」と聞かれました。
言語聴覚士に関わることだけではなく、なんでも相談、ディスカッションしあえる船サテのボス。
今回は、これまでに私に栄養サポートチーム(NST)での経験があることを知っているからでしょう。
実際に高頻度でいただくご相談が、「食べる量が少なくなってしまって…」「食べなくて痩せてしまって…」というものであることも事実です。
言語聴覚士としての評価は、嚥下機能についてはもちろんですが、食事摂取量の低下、栄養量や栄養ルートなどにも配慮できなければいけないんだなぁ…としみじみ。
また勉強し直さなければ。 在宅であればなおさらですよね。
ちなみに、特に高齢の方では、肺炎や入院中の体力低下、ご自宅でも臥床時間が長いと褥瘡ができてしまうなど、栄養不良状態が引き起こす悪影響は数多くあります。
栄養状態が悪いと筋力も衰え、筋力が衰えると歩くのも困難になり、リハビリが進まずに……という話もよく耳にします。
特に褥瘡対策としては、コラーゲンペプチドが有効という研究結果もあります。
きちんと対象者の状態とデータを分析して、闇雲に食べろ食べろというのではなく、できる限り負担のない改善を促したいところです。
船サテのボスから相談していただいた方については現在入院中で、これから退院されるとのこと。
そうしたら私も評価に同行させていただこうかしら。
そんな私は本日業務後の栄養補給にちらりプロテイン。
目の前には、訪問から帰ってきたばかりの安田PTが座っている、そんな船橋サテライトからお届けしています。