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言語聴覚士、秋田に帰る。①
あや、まんつぶじょほだんし、言語聴覚士の池田です。
お盆休みをいただき、秋田に帰省してまいりました。
ご利用者様、スタッフやケアマネジャー様には、お休みをいただくにあたりご配慮いただきまして心から感謝申し上げます。
秋田県横手市にある私の生家は、雄物川沿いにあるとても小さな、みんな顔見知りの集落です。先日の大雨では隣町まで避難勧告が出され、畦道が崩落していたり生々しい爪痕もそこかしこにありましたが、大事に至らなかったことがなによりです。
さて、言語聴覚士の私。
皆様に紹介させていただきたいのはまず、秋田ならではの食べ物です。
秋田といえばきりたんぽが思い浮かぶ方が多いと思いますが、元々は県北の食べ物なんです。
県南の横手に生まれ育った祖母も母も、もちろん私も、実は食べたことがありません。
だまこもち(特に新米をついて潰して丸めたもの)や芋煮、十文字中華……最近の若い人では横手焼きそばやババヘラアイスが馴染み深いでしょうか。
そのババヘラアイスは、スーパーでも売ってます。
……ちなみに、いるかも食べます。味噌煮がスーパーに並んでいます。
一般的に食卓に並ぶものは他にも、
①ぎばさ
スーパーで1パック100円せず山積みになっている、海藻です。
このねばり……箸でひと口分取りたくてもまとまって全て持ち上がるほど。そしてうまくすすって口に入れても、話せなくなるほど。とにかく強力なねばりなのです。
醤油やポン酢でいただきます。
②えご
新潟など、他日本海沿岸にもあります。これまた海藻の、こんにゃくのように固めたもの。もちもちとしていて、磯の香りもしますが味がなく、初めて食べる方にはかなり不思議かと…
スライスして、やはり醤油やポン酢でいただきます。
しかし、言語聴覚士からすればリスキーな郷土もんばかり。
私たちでさえぎばさで「…しゃべれない…つまる!」と悶えているのに、上下総義歯の84歳になる祖母は義歯をかちかちいわせながらも(まぁ不適合ですよね)器用に食べておりました…。
あれこれと突っ込みどころは満載ですが、田舎の小さな集落には突っ込めない現状もたくさんありました。
追って、皆様にも紹介させていただきます。
まずは秋田グルメ、興味のある方はぜひインターネットで調べて取り寄せてみてはいかがでしょうか?