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訓練と、モチベーション②
こんにちは、言語聴覚士の池田です。
今日は大変な暑さになりましたね。
こまめな水分補給、していますか?
さて前回は基礎について触れました。
次に挙げたいのは、セラピストたれ!ということ。
私たちは「仕事」として、セラピストを選んでいます。
特に言語聴覚士では話せない、食べられない、といった方も多く担当しますが、チーム医療での取り組みが当然の昨今では、1人の方を複数の職種が担当するのも当然のことです。
この職種だからこう、といった考えは置いておき、一緒に振り返って欲しいのです。
セラピストとして、目の前の方に合わせて、自分を変えられているでしょうか。
例えば相手とのラポール形成を図るには、声の高低や大きさ、話速度などもとても大切ですよね。
立ち居振る舞い、フリートークの内容も、全て。
セラピストとして接しているはずの自分の「我」が前面に出てしまってはいないでしょうか?
私たちは主役ではありません。
「先生」でもありません。
国家資格を取れば、確かに、現場には出られます。
誰でも。
しかし臨床に一歩でてしまうと、あにはからんや、(以下略)
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利用者様に、重い発語失行の方がいたんです。
その方の趣味・関心に沿った課題を見つけた時に流れた、
あのほっとするような、とても高揚するような、あの一瞬の空気があまりに衝撃的で、
また立ち返ったポイントの2つを、2週に渡って書かせていただきました。
1人ひとり、リハビリの前にきちんと深呼吸して、今日も臨みます。