- お知らせ
故人様からの寄付金(ご遺贈)についてのお知らせ
2025年11月1日
有限会社 総合リハビリ研究所
株式会社 リボン
代表取締役 長島智久
〇故人様からのご遺贈とその背景
このたび、弊社の居宅介護支援事業所、相談支援事業所、
ならびに訪問看護ステーションをご利用くださっていた利用者様がご逝去されました。
改めて心よりご冥福をお祈り申し上げますとともに、
全職員一同、これまでのご厚情に深く感謝申し上げます。
このたびのご逝去に際し、故人様の遺言書に基づき、弊社への寄付金(ご遺贈)が執行されました。
故人様の遺志および関係スタッフへの聞き取りを踏まえ、
そのお人柄を尊重しつつ、地域ケアおよび医療の発展に資するよう、
質の高く安定したサービス提供のために有効活用させていただきます。
また、公平性と透明性を重視した開かれた運用を行い、地域への還元につなげてまいります。
〇故人様との関わりについて
個人を特定できる情報は伏せさせていただきますが、
生前は弊社の居宅介護支援、障害福祉、そして訪問看護といった複数のサービスをご利用いただき、
長年にわたり支援を必要とされておりました。
新たな病気の発見後も、故人様は懸命に病と向き合われていましたが、2025年にご永眠されました。
その間、担当スタッフをはじめとする職員一人ひとりが、
日々真摯にサービス提供に努めてまいりました。
改めて、支援に携わった全職員へも感謝を申し上げます。
〇ご寄付金額
2,000万円
〇推進体制
寄付金の適正な活用を目的として、「寄付金の使い方検討委員会」を設置し、厳正な審査のもと運用いたします。
〇使用方針
1. 公平性の重視:すべての職員から見て極力、公平であることを最優先します。
2. 給与・賞与としての活用:社会保険料や税負担を考慮し適切に計画します。
3. 高額物品の取り扱い:減価償却を考慮のうえ、慎重に検討します。
4. 税務上の留意点:期末を越えて未執行の場合は利益計上され法人税の対象となることを理解し、適正に処理します。
5. 透明性の確保:使用用途および執行結果を外部に公表いたします。
〇寄付金の主な活用用途
故人様のご意向を尊重し、以下の用途に充当し、
令和7年度内(2026年3月末まで)の執行完了を予定しております。
1. 関連事務経費:遺贈執行に伴う法務・会計関連の費用
2. サービスの質向上: 業務効率化、サービス提供に必要な物品の購入(30万円以下の消耗品・備品を優先)
3. 緊急時対応体制の強化:BCP対策物品の整備
4. 専門性の強化: 専門性を高めるための研修費、リーダー育成のための教育費
5. 職員への特別還元: 職員の士気向上を目的としたコミュニケーション・レクリエーション費用および特別感謝金
以上、故人様の温かいご厚意に深く感謝申し上げます。
いただいたご寄付を、地域と職員、そして利用者様の未来のために誠実に活用してまいります。