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【2020年2月開催】Ironman 70.3 Bangsaen Thailand レースレポート

【2020年2月開催】Ironman 70.3 Bangsaen Thailand レースレポート

2020年2月に開催されたトライアスロンの大会に出場しました。

これが幻となった総合リハ&リボンジャージ(到着してから練習で使用)

みなさんこんにちは!
総合リハビリ研究所の理学療法士の正木です。
今回は会社のご支援を頂き、トライアスロンの大会に出場したお話をご紹介します。

【初めに】
トライアスロンといえば、泳ぐ→自転車→走るというのは、皆さん御存知かと思いますが、レースによって距離が違います。
いわゆる、オリンピックディスタンス(オリンピックで採用されている距離)だと、スイム1.5km、自転車40km、ラン10kmになります。それの半分の距離が、スプリントディスタンス。
レースによって、距離に微妙な違いがありますが、ハーフ・アイアンマンディスタンスというのが、スイム1.9km→自転車90km→ハーフマラソン(21km)となります。
で、恐怖のフルアイアンマンがその倍で、スイム3.8km→自転車180km→フルマラソン(42.195km)となります。
基本的にエイジごと(5歳区切りの年齢別)での順位で、
ポイントや世界戦に出場する権利が取れます。
(私は、45~49歳のカテゴリ―)

私は、フルアイアンマンとハーフアイアンマンを中心に世界各国のレースに出ています。
職場の協力もあり、去年2019年のインド・ゴアで行われたハーフ・アイアンマンのエイジで優勝することができまして、今年のハーフ・アイアンマンの世界戦の権利が取れたので、今回のタイで行われたハーフ・アイアンマンのレースからご紹介させて頂きます。

本来なら、総合リハビリ&リボンジャージが出来上がるはずだったのに、もろもろの中国の事情で間に合わず・・・

レース終了後に届きました。残念です。本当なら、こちらのジャージで御報告したかったのですが、やむなし・・・
私が練習している、稲毛インタージャージでのご報告になります。
次回のレースからは、総合リハビリ&リボンジャージで御報告できるかと思います。

【レース前の準備について】

組み立て済みの自転車

解体した自転車

箱に収納した自転車

ズラリと並ぶ大会参加者の自転車

もちろん現地に行くことが必須ですが、その前にもやることが沢山あります。
一番大切なのが、自転車を持ち運ぶこと。
国際線の荷物の基準が、トータル(縦横幅)が203㎝までなら追加料金が取られない為に、
自転車を203㎝の箱に入れるまでバラバラに分解することから始まります。(関係ないかもしれないけど、これが一番大切)
これに失敗すると多額な大型手荷物追加料金を払う羽目に合います。
なので、ここ頑張るところ。
で、黒い箱に入れる
そして、大きい荷物を引きずりながら現地に到着して、最初の形に組み立てます。
失敗すると、レース中に自転車が壊れるので慎重に・・・・

そこから、受付に行ってゼッケン番号や体に書くナンバーやタイムチップなど大切なものを受け取る。
そして、自転車は前日にチェックイン。

2000台くらいの自転車が並ぶ。
高級自転車だと200万円以上するのが並んでいる。悔しいけど、高い自転車は・・・速い。

【受付と事前準備】

受付のときは、何かのインタビューを受けまして・・・

タイでは、プリンセスもトライアスロンにハマっているとのことで、最近注目のスポーツ。

もちろんプリンセスは、護衛とともに走っている。
(当たり前だ。タイ王国なんだから)

そんな感じでレース前も、バタバタしています。

【レーススタート】

早朝に確認したスイムコース
朝の4:30から、会場にチェックインできる。
そして自転車の空気を入れたり、飲みものをセットしたり、
トランジットエリア(泳いで走って自転車に乗り換える場所)でよりスムーズに次の種目に移れるようにセットする。

なので、起きるのは3時台(もちろん超眠い)
準備ができたらスイム会場に移動して、スタート待ち。

昨日の夕方に確認した、スイムコース。
朝は、暗くて良く見えない。

①【スタート直前】昔は、全員同時スタートだったけど、あまりにも事故が多くなり、5人ずつの2秒差でのスタート。なので、以前よりもスタートバトルが緩くなる。それでも、こういう魚状態。

②【スイム】蹴られながら、スイム終了しダッシュでバイクに移動。今回、スイムの写真発見できず・・・

③【自転車】
自転車の90kmは、風との闘い。前半、死ぬほど漕いだと思った所で10kmの表示でがっかり・・・さらに、Uターン近くの45km地点でパンク。辞めたくなる瞬間だけど、気合いで7分でパンク修理して再出走。パンクは、サドルの下に積んでいる予備タイヤとサドルの後ろに設置している、二酸化炭素のボンベで緊急修理。付いていたタイヤは、申し訳ないけどその場でポイして、あと45kmくらいなら何とか走れる状態に復活させた。
ご飯は、この時に食べる。ポケットに入れているジェルや自転車に貼ってあるジェル。熱中症にならないように、そして足攣り防止の為に塩分も欠かせない。自転車の時に、かなりの栄養補給をする。
しかし突風とパンクにより、去年よりも15分以上遅いタイムで終了。バイク練習不足を非常に後悔しながら、ランに突入。

④【ラン】
一言、熱い。
1kmごとのエイドステーションで氷水を頭から被り、冷たいスポンジを両肩に入れて首筋を冷やす。
なので、ランの写真が全てガンダムのようになっている。

その日のタイの最高気温35°、一番昼間の日陰が無い時間。

私なんかは、トロトロ走っているが、プロのトップ選手なんてこの暑さでも超高速で走っている。さすが
【そしてゴールへ!】

ゴールイン!

チームメンバーと集合写真!
やっとゴール。
ウチのチームは、オリンピック選手も何人もいるし、現在のコーチの3大会連続のオリンピア。
なので、皆さんとっても速い。去年のインドでラッキーにも世界戦の権利が取れている私。
今回は、お仲間の中で一番遅かったか????
この中で、私を含め世界戦の権利をもともと持っていた人が2人。
今回の大会で世界戦の権利取れた人4人。
なので、現在の世界戦メンバーがトータル6人。世界戦もとっても楽しみになりました。

いつもレースに行くときに、協力してくれる職場にいつも大感謝です。
他の所なら、こんなに自分の好きなことをやるなんて無理でした。
本当に、いつも気持ち良くレースに行かせてくれる総合リハビリ訪問看護ステーションに大感謝です。