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ポイントは「言語聴覚士」①
こんにちは。言語聴覚士の池田です。
先日発売された週刊新潮に、誤嚥性肺炎を防ぐ完全ガイド、なるものが特集されていました。
「誤嚥」だの「肺炎」だの、そんなワードにいちいち反応してしまうのは我々の性。
大手出版社系週刊誌がどのようにまとめて世間に発信しているのかも気になったので、早速読んでみました。
特集ではまず誤嚥性肺炎の恐ろしさに触れ、この”死に至る病”に飲み込まれた著名人を何名も列挙。
後半のページにはトレーニング方法もイラスト付で説明されてました。
何より目を引いたのは、「病院選びのポイントは『言語聴覚士』」の小見出し。
言語聴覚士が在籍し、きちんとしたリハビリ環境が整っている病院を探せと書いてあります。
とはいえ、それでなくても少ない言語聴覚士。
有資格者の約70%が病院に在籍しているといいます。
しかし、病院から自宅に帰られたとしても、在宅で引き続き同じようにフォローできるかというと…それは困難。
だって地域の言語聴覚士は15%程度しかいないのですから。
…言語聴覚士が在籍する訪問看護ステーションは本当に貴重なんだなぁ、と我ながらしみじみ(弊社は贅沢にも6名!)
政府目標にも目を向けると、”言語聴覚士がいる訪問看護ステーション選び”が今後地域での大きなポイントになることは間違いないでしょう。
しかしここには、足止めとなり得てしまう問題があるのです。
続く…