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出張研修を行いました!
みずたま介護ステーション船橋様にて「嚥下」についてお話させて頂きました。
こんにちは船橋サテライトの鈴木です。
ご報告が遅れましたが、昨年の12月にみずたま介護ステーション船橋の介護士さんの定例会に参加させて頂き、
「現場で役立つ嚥下」というテーマでお話させて頂きました。
飲み込みにくいとはどんなことだろう?
どうして飲み込みにくくなるの?
介助しているときや普段接しているときからわかる観察ポイントは?等々の
現場の介護士さんが日々直面している疑問について、約50分間スライドを見て頂きながらお話しました。
まず前半は摂食嚥下機能の基礎を振り返り、正常な機能とはどのような仕組で成り立っているのかを理解し、
その機能のどの部分が低下することでどのような弊害が出現するのか、
誤嚥や窒息が起こるとき咽頭の中はどうなっているのかを解説させて頂きました。
後半は、その機能の仕組みを踏まえつつ、外見から推測出来る情報の収集の仕方を紹介させて頂きました。
外見とは対象者様そのままの外見は勿論ですが、カルテやサマリーからの情報(既往歴、原因疾患、服薬の種類)、覚醒状態、認知、食事姿勢や動作、嗜好、口腔内の状態、喫煙歴様々な事柄を指します。みなさんとても熱心に聴いて下さり、
質問もご自身が担当されている方をイメージしながらの内容で、私も勉強させて頂くことが出来た充実した時間でした。
ありがとうございました。