採用情報
電話のボタン
新規依頼申し込みはこちらケアマネージャー向け
パンフレットはこちら PDF
TOP > スタッフブログ > ブログ > 言語聴覚士(ST) > 医師と進める在宅リハビリ①
  • ブログ
  • 言語聴覚士(ST)

医師と進める在宅リハビリ①

医師と進める在宅リハビリ①

こんにちは、言語聴覚士の池田です。

ある訪問先に往診に来てくださる医師がいます。
亀戸大島クリニック院長、飯島Dr.。
『要介護3・4・5の人のための 在宅リハビリ』
という著書にわかりやすくまとめていらっしゃるにも関わらず、
「言語聴覚士さんのリハビリはなかなかこうして目の前で見る機会もなかったから勉強のために」と言いながら、いつもその貴重な時間を割いてくださっています。

私としても、個々に応じて立てたリハビリプログラムについて、
その意図や目的をいろいろな視点から聞いてくださったり、またその効果について一緒に喜んだり驚いたりしてくださるDr.がいるということがとても嬉しいですし、ありがたいのです。

言語聴覚士のリハビリは、理学療法士や作業療法士のそれに比べて不思議だったり目立たなかったり、内容や効果にイメージのつきにくいものが多い印象がありますよね。

それは患者さんにしても同じで、
言語聴覚士が「やっとこの位置に舌が…!」とか、「このリズムで呼吸が…!」とか、「この語の産生までの時間が…!」とか、かなりマニアックでささやかな部分でぐっとガッツポーズを作っていても、当の本人がまるで実感していない…なんてことはしばしば。
しかし飯島Dr.はその細かいところまで一緒に共有してくださいますし、気付いてくださるんです。

介入中の私たちのディスカッションを聞いていただくことでご本人様にもご家族様にも様子は伝わりますし、さらにそれぞれがなんでも言い合える場ができているなぁと実感しています。
地域でのリハビリには、まだまだいろんな壁もあります。
それを取り除いて、よりよいリハビリを提供していくためにはもちろんハード面の整備も重要なのですが、
私がまず大切にしたいのは、こういう繋がりから生まれる環境なのです。

飯島先生、今後ともよろしくお願いします!
先生の著書もぜひチェックしてください!
『要介護3・4・5の人のための 在宅リハビリ』