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進化のかたち

進化のかたち

こんにちは、言語聴覚士の池田です。

フェス好きの私が待ちに待ったフェス…その名も「ヘルシーフードショー2018」。

そう、医療・介護施設向け食品のフェスです。

2年に1度のこの展示会。前回は大きなエコバッグを持って伺ったのですが、まるで足りず、しかも袋いっぱいに資料や試供品を詰めて帰ったために肩がちぎれそうに……

というわけで今回は、大きなエコバッグに、なんと図々しくもスーツケースを持ってでかけました。(いや、実は結構いたんです!)

2年前は58社の企業が参加されていたそうですが、今年はその数70社以上とか。
フロアは3つにわかれており、訪れた方たちでどこもぎゅうぎゅう。医療関係者向けだけではなく、一般の方向けの無料セミナーも充実していました。
私は開場から30分ほど経ったころにスーツケースをがらがら押しながら会場入り。胸に「医療関係者」のバッヂをつけて、片っ端から試食を繰り返します。
企業様側も新製品や定番ラインなどとにかくたくさんの商品をご用意くださっていました。「あれもこれもだと重いですよね…」と言われた私がスーツケースを見せると「なるほど!」と納得され、たくさん袋に詰めてくださった企業様も多かったです……本当に図々しくてすみません。笑

とある企業様のブースでは、試食を配りながら解説されている方に見覚えが…
そう、中には以前私が参加した嚥下・介護食の料理教室で、講師をされていた方がいらしたり、飲み込みにくくなった方のためのケーキを販売しているお店の店長さんがいらしたり、私が一方的にですが見知っている方がいらっしゃいました。

また驚いたのは、前回名刺交換をさせていただき、その後もメール等でやりとりをさせていただいた方にご挨拶を…と思い、あるブースに伺った時。
別の方が、丁寧に製品の説明をしてくださったり、質問にも具体的に答えてくださったりしたので、「実は前回は◯◯様にお世話になりまして…」と名刺をお渡しすると、
「そうでしたか…!◯◯はこの春で定年退職し、実は言語聴覚士の専門学校に入り直したんです!」とのこと!
当時も、その方の地域には言語聴覚士が少なく、その方が地域の嚥下研究会に参加されたり、学会に出られているという話を伺っていたのです。「こういった仕事に関わるうちに、言語聴覚士の仕事内容に触れ、この先必要不可欠な資格であると感じるようになったんです。」と仰ったことに、地域に出たばかりの私はとても勇気づけられたと同時に、心から尊敬の念を抱いたことを覚えています。

ほかにも、テクスチャー調整剤の効果的な使い方や、レトルトパウチのペーストを何種類も活用する方法など、たくさんの企業様から学ばせていただきました。
あるものをどう活用し、どう新しいものを生み出していくか。
医療・介護業界はこんなところまでその進化を遂げようとしていました。
私たちものんびりしていられません。


今回様々な試供品やパンフレットをいただきました全ての企業様に、心からお礼を申し上げます。
いただきました製品は、まずら私が試させていただきながら周囲に還元していこうと思っていますが、スタッフとも勉強会や体験会という形で共有していきたいと思っています。
●Instagramーst.m.ikedaー●