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【マッサージ部門】作業療法士による勉強会を行いました

【マッサージ部門】作業療法士による勉強会を行いました

【多職種連携の強み】現場で求められる姿勢と車椅子調整の重要性

皆さんこんにちは。
鍼灸マッサージ部門の大橋です。

毎月、実施している鍼灸マッサージ部門の勉強会で、
作業療法士・福祉用具プランナー管理指導者でもあるスタッフを講師に招き開催しました。

今回は【姿勢と車椅子調整について作業療法の視点で評価】する内容です。

姿勢分析や車椅子のポジショニングは、訪問マッサージの現場でとてもよく求められます。
今回の勉強会では、物理学を踏まえた考察方法をもとに、車椅子のバックサポートの調整やポジショニングなど、現場で即実践できる内容を教えて頂き、とても勉強になりました。

参加してくれたマッサージ部門のスタッフに勉強会の感想を伺いました。


【マッサージ部門のBさん】
私が入社してから特に関心を持って重要と感じている事の一つに“ポジショニング”があります。

入社するまでは怪我や不定愁訴等に対応する事が多かった私ですが、入社後に先輩方やリハビリ部門の方の勉強会や情報交換を通してポジショニングの重要性を知りました。

現在は高齢者施設へ訪問する事が多く、歩行可能な方、車椅子の方、寝たきりの方…。
様々なADLの方がいる中で、施設の職員さんやケアマネジャーさんから座位姿勢が崩れやすい、関節拘縮が強く日常のケアが難しい等の相談を受ける事もあります。
その中で、ポジショニングの提案をさせていただき「ケアが楽になった」「褥瘡が改善した」などプラスの反応が返って来る事があり、利用者様や介助者の方への提案の重要性を感じております。

今回の勉強会では、車椅子での座位姿勢のポジショニングについて学ばせていただきました。
座滑りが起きる理由や不良姿勢による筋肉の過緊張や関節拘縮への機序等を分かりやすく教えていただき、ポジショニングについての考えが更に深くなりました。
特に点で支えるのではなく面を意識する事や上肢の重さを軽減する事が利用者様にとっては楽に座っていられるという事がとても学びになりました。

今後は、講師も話しておりましたが、対象者へポジショニングの必要性を理由と共に説明する事で理解していただき、情報を共有しながら利用者様にとって少しでも楽に生活できるようサポートしていきたいと思います。

社内で様々な部門があるからこそできる勉強会。
多職種連携は他の会社ではなかなかできる事ではないと思うので、総合リハビリの強みだと考えています。
常に学ぶ姿勢を忘れず、定期的に勉強会を行っていきます。